【補助具作成】お箸移行のための、スプーンの持ち方練習

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発育・発達

前回の記事に、お箸への移行には正しいスプーンの持ち方練習が必要であると書きました。

前回記事はこちら

 

しかし、全員が最初からこの持ち方ができるわけではなく、苦手な子もいます。なので今回は、そのスプーンの正しい持ち方習得に向けた、スプーン持ち方練習の方法について紹介します。
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練習開始の目安

練習開始の時期は、細かい動作ができるようになってくる3歳ごろが目安です。
全身の筋力が安定してついてくると、徐々に体がしっかりして、細かい動作が行えるようになります。これには個人差があるので、年齢は目安と考えてください。
3歳過ぎでも細かい動作が苦手な子には、難しい動作になります。早く始めても負担になるだけなので、難しい場合は無理に行う必要はありません。

 

練習方法

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①手指の筋力を鍛える

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写真のように紐を持たせ、小指側から引っ張り小指・薬指を中心とした握力を鍛えます。
子供とは、引っ張りごっこをしたり、おもちゃ引っ張るゲームにしても楽しいと思います。
その場合は、しっかり小指側から引っ張れているか確認してください。

 

②スプーン補助具を使用する

食べるスプーンに、このような補助具をつけます。f:id:tomen1001:20191110200832j:image

【作り方】

材料 
・おゆまる(お湯プラ)
・スプーン

※おゆまるについてはこちらを参照してください

 

おゆまるで、上記の写真のように形を作ります。スプーンにそのままくっ付けて成形します。しっかり固まれば、取り外しも可能です。硬い場合もお湯で柔らかくなるため、使用中のスプーンで作ることができます。
キャラクター型等にしてあげると、喜ぶと思います。

【持ち方】

おゆまるの長い部分を、小指・薬指・中指の3本でしっかり握ります。
親指と人差し指で顔部分を軽くつまみます。
使用前と使用後を比べるとこのようになります。
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お箸を持つ姿勢にすこし近づいています。

補助具は、洗濯バサミでも代用できます。
我が子は遊んでしまい、指を挟んだりしてしまったので、使用時は注意してください。

いかがでしたか?個人差があり、習得に時間がかかることもありますが、本人が負担にならず、楽しく練習ができるよう心がけましょう♡
スプーンの持ち方は、鉛筆の持ち方とも同じなため、この持ち方ができるようになると、少し複雑な絵が書けるようになってきます。

 

参考になれば幸いです。

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